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上司との人間関係

細かい上司が疲れる…と感じるあなたが知っておくべき4つのこと

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あなたの周りにネチネチと小言を言ってきたり、こっちの気持ちなんてお構いなしに事細かにあれこれ指示してくるような上司はいませんか?もしいるとしたら、かなり気苦労しているんじゃないかと思うんですよね。

 

ただ、そんなネチネチ上司をかわせるようになるとしたらどうですか?あまり気にすることなくあなたの仕事に集中できるようになるとしたらどうですか?

 

ここでは、相手(ネチネチ上司)を変えることなく「あなた自身」があることをすることで気が付いたときには状況が一変してしまうという対処法についてご紹介しますので、ぜひ最後までじっくりとご覧になってみてくださいね。

 

なぜ細かい上司が嫌われるのか?

モチベーションとの関係

まずはじめに細かい上司はなぜ嫌われるのかという点について少しお話しさせてください。細かい上司が嫌われる理由には、『モチベーション』が深く関係しています。

 

仕事でのモチベーションというのは、その仕事に対してあなたが「自由裁量で行える範疇がどれだけあるか」によって上がるか下がるかが決まります。

 

細かく指示してくる上司の元では、あなたが自由裁量で行える範囲が狭まりますよね。この状態だとモチベーションはなかなか上がりにくく、むしろ下がりやすい状態だと言えます。

 

こうした細かく指示してくる上司のなかにはあれこれ言うものの、ひとつひとつの指示が曖昧であることが多く「はじめの指示が曖昧」なクセに後出しジャンケンのようにネチネチとやってくるようなタイプもいます。

 

また「丸投げ」からの「結果に対して異様に細かい」そんなタイプも嫌われ上司の典型例です。やる前からわかってたんだったら「はじめから言いやがれッ!このクソ!!」と感じてしまうのも無理ないですよね。

デキる上司だったらどう振舞う?

それでは次にこんなとき「デキる上司」だったらどうするか、という観点でも考えてみましょう。「デキる上司」はたとえば、指示をできるだけ明確に具体的にして、期日をハッキリとさせるという特徴があります。

 

わたしの周りにも細かい上司はいました。はじめはわたしもこの手の細かい上司が「面倒だ」と感じていました。でも後々、わたしにはこういった細かな指示をしてくることはなくなりました。その理由としては、上司の出す曖昧な指示をこちらから具体化するようにある質問をしていたからです。

 

たとえば、「これ、そこまで急ぎではないんだけれども、手が空いたときにやっといてくれる?」みたいな依頼がきたとします。大事なのは次。上司も口では「急がない」とは言いつつも「いつくらいまでには欲しい」という願望はあるわけです。その点を具体化するわけです。

 

この手のタイプの上司から仕事の依頼をされたら「いつくらいまでにできていればいいですか?」こんなふうに返します。そして、その業務をやり終えるのは上司の口から出た期日よりもはるかに前倒しをしてその業務を終わらせて報告入れるように心がけていました。

 

こうすることで上司の頭のなかでどういうことが起きているか、というところがとても重要です。まず、上司自身の指示が曖昧であっても、必ず「具体化」して、期日までに上司が思い描いていた完成に近い形に仕上げてくれる人物だという刷り込みをします。そうすれば、この部下には下手なことは言えない、と感じるようになりはじめます。

 

細かい上司の心理について

細かい上司の心理についても見ておきたいと思います。部下からしてみれば、上司の心理なんて「知ったこっちゃねぇよ」って感じるかもしれません。でも、相手の心理を理解することは極めて重要です。

 

名著「7つの習慣」のなかでも、相手を理解し、そして理解されると記されています。また孫子の「兵法」にも「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」と記されているように、相手のことを十分に理解することからはじめなければなりません。

 

思い通りにできないとイライラする

細かい上司がなぜ小言をネチネチというのかというと、部下に対する期待が過剰だからということが原因です。これによって上司の理想の結果と部下のやってきた結果とに大きなギャップが生まれイライラするわけです。

 

上司が部下に対して思い通りにできないと感じるのには、上司の理想の結果や部下に対する期待が現実的ではないということが要因となっています。わかりやすく言うと「部下の能力が把握できてない」わけです。

 

たとえば、ある部下が10ページの資料作成をするのに2時間かかったとしましょう。その部下に会議資料50ページ分の編集・作成をやらせるとしたら単純計算で2時間(10ページ)の5倍で「10時間」ほどかかってしまう、と予測することができます。

 

しかし、この予測をすっ飛ばして「あと3時間で仕上げて持ってきてくれ」などといったチンプンカンプンな指示を平気で出したりするんです。冷静に考えたらまずできるわけないじゃないですか。でも、もしこれで3時間で仕上がらなかったら、上司はイライラします。また、完成度が低くくてもイライラします。

 

そしてさらに性質(たち)が悪いことに、上司が部下の仕事へ見積もった精度や作業にかかる時間があまりにもかけ離れていることを上司自身が気が付いていない、なんていうことも起こりえます。

 

神経質で悩み事が尽きない

細かい上司によくある傾向として、神経質で悩み事が尽きない(裏返すとまじめで責任感が強い面も)という面が見られます

 

事細かく状況がわかっていないと、上司の上司から聞かれたときに状況説明できなったらどうしようという不安。部下に自分の地位を脅かされるんじゃないかという不安。チームの成績が振るわなかったら上司である自分の評価が下がってしまうんじゃないかという不安。

 

そんなふうにビクビクしている上司は、こうした不安の裏返しで強がって見せているんだ、という本質がわかってしまえば「取るに足らない存在」に思えてくるはずです。あなたの仕事での自由裁量の範疇を拡げたければ「安心」させてあげることが近道ですよ。

 

怒られることを極端に嫌う

細かい上司というのは、怒られることを極端に嫌う(怒られないためにどうすればいいかを細かい部分まで気にする心配症)という傾向があります。この特徴によって、細かい上司のさらに上司からの叱責や業務への言及などを「避けたよう、避けよう」という意識が強くなっていきます

 

上司からの叱責を避けようとするあまり、「仕事を完璧に仕上げる」完璧主義的な思考状態になることもあります。こうなると部下としては、ただでさえ時間がないうえに、さらに完成度の高いものを要求されるようになるのでさらに息苦しい思いをせざるを得ない環境に立たされます。

 

細かい上司を前にやってはいけないこと

では次に細かい上司を前にやってはいけないことについておさえておきたいと思います。細かい上司というのは、基本的に部下のことを信用しきれていないという状態が多いです。これは言い換えれば「不安で不安でたまらない」とも言えます。

 

子供が学校に行く前に玄関先で母親が「ハンカチもったの?」「時間割は大丈夫?」「えんぴつ削ったの?」などと小言を言っているのと同じです。この時の母親は世間から自分の子が「みっともない」とうつってしまうことを恐れているのかもしれません。個人懇談で先生に注意されて「恥をかく」ことを恐れているのかもしれません。

 

この機会にあなたの周りにいる細かい上司が不安に感じていること、恐れていることを想像してみてください。そんな不安になっている細かい上司にやってはいけないことというのは以下の通りです。

 

・怒りを爆発させない

確かに小言を言われ続けると、わかってるのにやる前からいちいちウザい!って感じてしまい、怒りを爆発させてやりたくなる気持ちもよくわかります。

 

でも、相手は不安という病気です。あなたが怒ったところで病気は治りません。たいてい、かえってくる言葉は「あなたのためを思っていってるんだ」です。怒るだけ時間のムダです。

 

・すべてにケンカ腰にならない

ネチネチといってくる細かい上司からの攻撃(口撃)を受け続けていると、生理的に受け付けられないレベルまで発展してしまうことだってあります。

 

そうなると、たとえ上司が穏やかにあなたを気遣って声掛けしてくれる言葉にさえもイラっとしてしまうような状況にもなりかねません。このようにケンカ腰になってしまっては、溝が深まるばかりです。

 

・独力でやろうとしない

細かい上司というのは、部下の動きがとにかく気になる小心者が多いです。行動を逐次把握していないと気が済まないといったタイプも存在します。

 

面倒に感じるかもしれませんが、信頼され任せられるようになるまでには逐次「報告」を心がけてください。決してあなた独りでなにかことを成し遂げてやろうとしている部分が悟られないように注意してください。

 

細かい上司にあなたが独りでなにかやろうとしていることが見つかってしまうとその後の動向が気になってしまい、小言がはじまります。ゼロか100かです。細かい上司の元であっても「どうしてもやりたい」企画やプロジェクトがあるのであればバレたら終わり、くらいの腹積もりで完全水面下で進めて結果を出してしまうことです。

 

細かい上司をてなずけるためにやったこと

サキヨミ力を身につけた

相手(上司)が何を望んでいるかに焦点をあてるのが重要です。これは観察力とその問題解決のスピードのふたつをおさえておくことを意識してみるといいです。わたしたちは、ある一定の行動パターンというものが存在します。

 

たとえば、なにかを思いだそうとするときには「天井を見上げて少し口が開く」とか、考え事をしているときには、手をアゴに当てて眉間にシワが寄っているとか。わたしたちは無意識に行動パターンにそって動いているんです。

 

その理由としては、脳はいちいち考えながらやらなければならないことを嫌うからです。心臓が意識しなくても鼓動を続けているように、生命維持装置というか考えなくてもできる状態を脳は好むんですね。

 

これを上司に当てはめてみましょう。上司が普段からルーティン(ある一定の流れ)でやっていることは言ってみれば「あまり考えくてもできる」状態になっていることです。上司が生命維持装置の発動によって起きている行動パターンは、「○○したら次は■■をするぞ」みたいに部下のあなたでも予測がつきやすいわけです。

 

次の行動が予測できれば、先回りして行動することは案外むずかしいことではないんですね。先回りをして上司が望んでいる行動をとれば、言わんとしていることを「言わなくてもデキる部下」という印象を与えることができますから、信頼され細かく指示をされることはなくなっていきます。

 

締切よりも前倒しでやることを習慣化

わたしは上司の「プライドの高さ」をうまくテコの原理として活かしました。上司からしてみれば自分の指示に対して「すぐに動いた」という姿勢を見せられると「自尊心が満たされる」わけです。

 

すると同時に「信頼」も勝ち取れます。信頼が積み重なれば当然ですが次回からの仕事の依頼は「自由裁量の範疇」が広がります。冒頭でもお話ししましたが、仕事でのモチベーションは「自由裁量の範疇」が大きく影響しています。

 

なによりも先に上司の仕事を仕上げて届ける、それも圧倒的に前倒しをして… こうすることでますます信頼されるようになりあなたへの指示が大きく変わっていくことでしょう。

 

上司の本音の部分を漏らすと、できれば確認事なんていうのもやりたくないわけですよ。だって面倒じゃないですか。部下がやった仕事が適切にできているかどうかの確認なんて。でも、確認しておかなかったら上司の責任になることを恐れるからこそ、細かにチェックしたり、小言を言ったりするんです。

 

あなたがいつも締め切りよりも1週間早く仕事を仕上げてくる人物だ、と上司の目に映るようになったとしたらこれからの上司の反応はどう変わると思いますか?きっと「しょうもない」「つまらない」雑務的な仕事は減り、重要な仕事や上司のサポートをお願いされるようになるはずです。

 

いつもいつも小言を言われている、そう感じているうちはまだまだ「上司の不安」を払拭できていないと考えるのが無難でしょう。

 

まとめ

細かい上司に相対するときは「不安」で震えている小動物のようなメンタルの持ち主だと思ってなにをそんなに怖がっているのか、その不安を取り除いてあげることを意識しておくといいですね。

 

それでは、今日からあなたも肩の力を抜いてこうした観点で上司のことをよく観察してみてください。強がった発言や態度の裏側にはいつも「不安」がつきまとっているはずですから。

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