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リーダーシップ 上司との人間関係

上司を分析 上に行けば行くほど保守的・現実的になる/リーダーシップ

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あなたがやりたいと思っている企画や提案を上司に納得させることができれば、あなたの仕事に対する「観え方」も「やりがい」もまったく違ったものになってくると思いませんか?

誰しも、素晴らしいアイデアの種を持っていますが、それを実現まで持っていくことができるのは「そんなのほんの一握りの人だけだ…」そんな風に感じていることと思います。

だとしたら、あなたに不足しているのは「プレゼン力」(相手にあなたの考えを適切に伝える力)もしくは、相手に関する情報(この場合だったら上司に関する情報)だといえそうですね。

これまでにも、上司とはどんな生き物なのか?についてお話してきました。まだご覧になられていない方はこちらもあわせてご覧ください。

今回は「上司」という生き物に関する生体分析の最後として、もう少し視野を広げた内容として「上司の上司(そのまた上司?)」までの対象を広げてみていってみましょう。

上司の「原則」を知ろう

あなたが「やりたいこと」をやる場合、その物事の大きさや影響力によって「どのレベルまで『上司』実際に動かさなければならないか」が決まってきます。

このとき、覚えておくべき原則があります。それは、ヒエラルキーが上の上司ほど、より「保守的」「現実的」になるということです。その理由は以下の2つに集約されます。

ヒエラルキー【Hierarchie】

ピラミッド形に上下に序列化された位階制の秩序や組織。本来は、ローマ-カトリック教会における天使群の序列のこと。転じて、教会組織の階層秩序をさすようになった。現在では、軍隊や大組織の官僚制的秩序をいうことが多い。階層制。階統制。教階制。
コトバンクより
  • シビアに利益を追求する経営責任を負っている
  • 経験知、情報量が圧倒的に多い

サラリーマンの「当たり前」をおさらい

あなたも一介のサラリーマンであれば、「会社に行ってさえいれば、決まった日に給料がもらえる」ということにほかなりません。ところが、あなたはどんなに小さくても良いので、街の「〇〇屋さん」の店主(経営者)だと考えてみてください。

毎日、店を開いたり、オフィスに行ったりしていれば、黙っていても決まった日にお金をもらえるでしょうか?逆に、お店オフィスの家賃やら、従業員の給料、品物仕入れの支払い、光熱費などなど……出ていくお金はあっても、何もせずに入ってくるお金などどこにもありません。

こうして見てみると当たり前のことではあるものの、このことをしっかり心に留めておかないと、より上位の経営者に近い「上司」を説得することは絶対にできません。

上司を説得する場合、上に行けば行くほど保守的で「安全係数」の高い選択肢を選ぼうとしますので、「より詳細で納得できる」「その先にきちんと利益を見る」説明を用意してあげる必要があるわけです。

上にいくほど○○には興味がない

また上に行くほど、細かいことよりも全体像に視野がシフトします。あまり枝葉末節にとらわれた話には興味がないのも事実。細かなところばかりにとらわれて話をしたら、かえって機嫌を損ねさせてしまうことにもなりかねないでしょうね。

と、いうわけで各上司の「視点に合わせた」説明や説得が必要になるんです。これが「上司」と言われるものの「原則」です。

あなたはなぜ「給料もらえる」のか?

利益を生み出す仕組みをおさらい

ここでもう一つ当たり前のことをおさらいしておきましょう。利益率5%の企業で、新たなプロジェクトもしくは事業に1000万円の事業投資をすることを考えたとします。

新たな投資は既存の利益の中から行う必要があるので、1000万円の投資というのは、それだけでも1000万÷5% = 2億円の売り上げに相当するわけです。実際には、

  • あなたを含めたメンバーが、既存業務から新しい仕事に従事する人件費
  • 投資分の1000万円

これが経費、投資に回りますので、これをカバーするために必要な既存事業の売り上げはさらに大きなものとなります。

会計簿記、経営学を勉強した方にでは「釈迦に説法」かもしれないですけれども、企業活動というのは、ある売り上げ(収入)に対して、原価を差し引いた利益(粗利益)が得られて、そこから人件費を含めた諸々の経費を差し引いて、最終的な企業としての利益が得られではじめて成立するものです。

どんな企業でも「赤字決算」は最大の敵であり、「利益率の確保」は常に経営課題の第一優先事項です。

発案が「わがまま」に成り下がるのはなぜ?

こういったことが前提となるので「新しいこと」については「利益に対する不透明性」が高いために、総論賛成、各論反対といったことがどこでも起きるわけですね。

利益を生み出してこその企業活動ですから「利益に対する不透明性」が高いために、総論賛成、各論反対といったことがどこでも起きるわけですね。

利益を見出してこその企業活動ですから、その一員にあることを常に意識していないと「新しいことをやりたい」という本来ならアグレッシブで称えられるべき行動を「ただのわがまま」に成り下がってしまうことを覚えておきましょう。

ベンチャー企業制度の発達しない日本では、常に「利益が出てこそ、給料もらえているんだ」という意識を持って、社内で新しいことを考えていかざるを得ないということを忘れてはなりません。

突き詰めると「儲かりまっか?」

どんな上司であっても、説得の最後は「もうかりまっか?」という問いかけに「大丈夫です!!」と答えてあげる事につきます。そこで部署別に、上司の心に響く魔法のフレーズをあげてみました。

部署別の上司に響く魔法のフレーズ

  • 営業系……「儲かります!!
  • 経理・購買系……「ムダが減ります!!
  • スタッフ系……「効率アップします!!」「イメージアップします!!
  • 研究開発系……「いいものができます!!
  • 生産・製造系……「コストダウンできます!!

いかがでしょうか?あなたもこれまでにない一層タフなネゴシエーター(交渉人)になれそうな気がしてきませんか?

まとめ

今回の記事の要点をサクッと紹介しておきますので、おさえておきましょう!!

  • 上司の原則「上に行くほど保守的・現実的」
  • 上司の原則「シビアに利益を追求する」
  • 上司の原則「経験知、情報量が圧倒的に多い」
  • 上司の原則「全体像>細かいこと」
  • 利益を生み出すことと紐づけた説得が必須
  • 上司はみんな「儲かること」なら賛成する

どうも!!理不尽な上司に苦しんでいる人に「オラオラ系の精神論」とか抜きに、たくましいビジネスパーソンに成長させることが生きがいの影山です!!

部下の立場を経験し、上司の立場を経験すればこれらのこともしっくりくるようにはなっていきますが、どこまでいっても体験したことのないポジションの人との折衝というのは得てして苦労させられるイメージをお持ちかと思います。

ただ、「上司」の視点で「なにをやって欲しいのか?」とあなた自身に問いかけてみてください。事の大小はあるにせよ、その問いかけに対して明確に解決策を提示できるようになれば交渉のポイントをつかめていくことと思います。

あなたとその周りの環境を変えていけるのは、まぎれもなくあなた自身のその手にかかっています。では、あなたのワークライフがより充実したものとなりますことを心より願っております。

こちらからご覧ください

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